春分を迎えた翌日の新月にタロットメッセージを引きました。
テーマはおなじみですが、「次の新月あたりまでの日々、よりハッピーになるためにどんなことを大切にして過ごすとよいか」です。同時に春分のエネルギーの中で引いているので、今回は「春分のメッセージ」も兼ねていると思います。
偶然このページをご覧くださった方は「見たときがタイミング」として受け取ってみてください。
今回は3枚引きで展開しました。
展開したのは、この3枚♬ |
出てきたのは、火のエレメントのカード、水のエレメントのカード、正義。“すべて逆位置”という点も特徴的でした。逆位置だから悪いというわけではなく、エネルギーの状況を把握しやすいよう「ヒントを出してくれている」という風に私はとらえます。
迷いや葛藤があったり、カードの示す要素に過剰か不足があったり、あるいは徐々にその要素を抜け出すか突入していっているというときなどに、カードが逆位置という形で教えてくれているように思います。
と、ついつい前置きが長くなりました......!
今回のタロットメッセージがみなさまの何かのヒントになりましたら幸いです。
* * *
Tarot Messages From Anthosdo
見易くするために正位置にしています |
火のエネルギーを能動的に扱う人物カードが出てきました。ペイジ(小姓)と言われる少年です。サラマンダー柄の衣をまとい、カッコいいマントをつけて、犬のように元気に走り出そうとしています。彼はお城からお城へとメッセージを届けるメッセンジャーボーイ。彼が城門に入ってくる姿を見ただけで嬉しくなる人もいるでしょう。ささやかかもしれないけれど、前向きな気持ちになるような、なんだか元気が出るような、情熱を伝染させてくれるようなメッセージを届けてくれるから。小走りに駆け出していくこの少年を突き動かすのは義務感ではありません。彼自身も自分の好奇心や情熱が引き起こす活力に楽しさを感じながら走っています。ただしこのカードは逆位置での配置のため、そうした彼本来の良さが100%出切らずに少しくすぶったような感じです。せっかく気持ちを熱くさせる何かが芽生えているのに、どう表に出したらよいか、どう行動に移したらよいか、少し戸惑いがあるようです。
*
小さな情熱。自分がちょっと元気になっちゃうこと。大きなことじゃなくてとってもささやかなこと。チョコレートを一粒、自分のために選ぶみたいなこと。そんな小さな情熱をホットなまま行動に移してみよう。あなたの中の小さな勇気が応援している。でもその時ね、こうせねばならない、こうすべきだという気持ちがあなたを苦しめないように注意して。比べすぎないこと。裁かないこと。自分を縛りつけるルールや価値観をいったん脇に置くこと。自分の核心で燃えているものについてを捉えようとするとき、伝えようとするとき、言葉にしきれないイメージや感覚にまで手を伸ばすこと。割り切れない感覚をそのまま保持してみること。言葉の奥を彷徨うこと。左脳的な感覚よりも右脳的感覚を意識的に優勢にする感じ。
そしてあなたの中には大きな優しさやインスピレーション、癒しの力、芸術性がただあるばかりでなく、それらをさらに成熟させる力がある。徐々に徐々に、その力が優しく目を覚ましていくような気配。胸がひらいていって、胸のつかえが少しずつ溶けて、あぁなんだか呼吸がしやすい、みたいな感じかもしれない。もしかしたらあなたはずっとそういう人に会いたかったし、なりたかったのかもしれない。
見易くするために正位置にしています |
*
小さな光が流れ星のように
夜空をかけていく。
矢のようにかけていく。
小さな光を追いかけよう。
思ったように走れなくても構わない。
小さな光はあなたのなかの
小さな火をよび起こす。
*
引いた日 2023年3月22日 新月
書いた日 2023年3月27日
①よりハッピーになるためにどんなことを大切にするとよいか▶︎ワンドペイジ(逆)
②①を実践したらどうなるか▶︎カップキング(逆)
③①をよりスムーズに実践するための対策▶︎正義(逆)
使用したカード Smith-Waite Tarot Centennial Edition
コメント
コメントを投稿