一羽の小鳥のために
あなたの魂が
小鳥の羽ほどの
軽さを取り戻すために
思いきり描きましょう
心の中に空を
大空を
のびのびと
どこまでも広く高く
*
カップ7のカードが
こうしてみるといいよ、という
「アドバイス」のところに出るときは
現実に疲れているときかもしれません
知らず知らずのうちに
選択肢や候補を狭めている可能性もあります
可能かもしれないことに気づけたら
可能になっていくようなタイミングでもあります
その下地づくりを楽しみましょう
作家やデザイナーが構想を練るような状態も
このカードは表します
物語や映画やドラマなどを通して
幻想世界のよさを味わってみるのもよいですね
まるで心に翼が生えたよう!という
世界との出会いもあるかもしれません
それはもしかしたら
未知なる世界かもしれないけれど
臆せずに楽しんでみてくださいね
《すこしマニアックなあとがき》
カードを引いたのは5月5日くらいだったのですが、文章にする作業は今日になってしまいました。
今回、カードの設問と解釈は以下のような形を採用しました。
設問①
よりハッピーになるために、この時期にどういうことを大切にして過ごすとよいか。
→カップ7
設問②
①を実践するとどんな感じになるか
→愚者(逆位置)、カップ9(逆位置)
解釈について
設問②で展開した2枚の写真は見易くするために正位置で掲載しています。ここでの逆位置は悪い意味ではなく、「完璧に愚者やカップ9のような状態になるまであと一歩の状態に近づく」という感じとして解釈しています。
「愚者」は肉体を纏う直前の魂の姿。この世に降りたつ直前。まだ生まれた環境や自分の肉体の条件に縛られていません。この世に生まれたらやりたいことやこれから辿り着きたい境地への意気込みも満々。気持ちも立場もとても軽やかで自由です。けれども、いざこの世に生まれたあとは、時代、国、家族構成、性別、健康状態、そしていつかは必ずこの世を去らねばならないといった諸々の条件に縛られることになります。生きていくうちに環境に適応することに手一杯となり、いつしか生まれてくる前はあんなにわくわく画策していた「やりたいこと」「人生に望むこと」を表面の意識では忘れてしまいがちです。
「カップ9」はウィッシュカードといって“自分の願いが叶う”ことを示すカード。
魂の願いが叶っていくには、一度、心が弾力を取り戻す必要があり、ストレッチ作業のような段階を経て、愚者やカップ9の状態に近づいていけるのではないかと思います。通常だとカップ7は「現実逃避」「幻にとらわれる」などの割とネガティブな意味合いがピックアップされがちですが、今回は3枚を総合的に見て「心に翼を」的な意味合いとして判断しました。
今回もいつからいつまでというよりは、
見たときがタイミングという感じで
もし書かれている内容にピンときたら
受け取ってみてください。
みなさまの心の中の小鳥が
のびのびと羽ばたきますように!
2022.5.21
使用したカード「ハーモニアスタロット」
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