February 2019 :自分らしい判断力をもつために 「これまで」と「これから」をしっかり区切る

こんにちは。
あんとす堂です。

先月1月のTarot messageに登場したカップの5(逆位置)は”リフレーミング”の大切さを伝えてくれる優しいカードだなと常々思うのですが、1月を過ごす中でリフレーミングの意味合いに重なるなあというメッセージがTwitterで流れてきたのでシェアさせていただきました。→追記はリンク先の文末にて。


もう二月ですね。

二月になると思い出すのは
コトリ花店さんが言っていた
「二月は花屋の花がいちばん美しい季節。」という言葉。

そして薔薇の手入れが得意な友人の
「あたしは二月のどんより曇った空がいちばん好き。そう、こういう天気の日が。」
という偏愛的な言葉。

二月はスノードロップが咲き始め、
薔薇の芽を見極めながら剪定をする季節。

二月は試験の合否をはらはら受け取る季節。

二月はインボルグ、聖燭祭(キャンドルマス)、節分、立春、ルルドのマリア様の日の存在がふわりと羽毛のようにわたしの心に降りてきて、冬の旅の終わりを労ってくれる季節。

二月はいよいよ長い冬の眠りの夢の中から目覚める直前。
春の眩しさに向けて目を慣らしてゆく季節。

わたしにとってはそんな二月。
みなさまにとってはどんな二月でしょうか。

今日からはじまった二月は
どんなことを大切に過ごすとよいか。
そしてそれはなぜか。

いつもあんとす堂のTwitterやblogをご覧下さっている皆様に感謝を込めて、二月のメッセージを引きました。二枚引きです。
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二月のtarot message

今月は強いインパクトのカードが出ました。
大アルカナ「死神」です。
このカードの存在が「タロット怖い!」という印象を一般の人々に与えてしまっているかもしれませんが、「死神」と名付けられたライダー版タロットよりも古くから存在するマルセイユタロットにおいては、非常に神聖なカードで、名前をつけることさえ憚られるという理由からこのカードには本来名前がなく、「名のないアルカナ」「13番目のカード」とだけ呼ばれてきました。

新しい自分に生まれ変わるための変容。
それは無意識の深いレベルから起きる非常にパワフルな変容です。

その変容を迎えるために「終わらせる」「手放す」「断捨離」「断つ」といった“象徴の上でのひとつの死”を体験している状態を大アルカナ「死神」は表します。

古い葉が枝から離れるような形で無理なく新陳代謝が促進される場合もあれば、
死神が鎌をふるうように自らの強い意志で“思い切る”必要があるかもしれません。
あるいは余計なノイズをシャットアウトする!という遮断が有効になるかもしれません。

これは前に進む力を表します。
英断が求められる時かもしれません。
目の前の視界をきちんと切り拓く必要の時期に来ています。

そう、背景や理由をあらわすカードは「ワンドの3」の逆位置。
前を見る意欲や姿勢。
(それをしていて)展望が開けるかどうか。
そこを重要視してほしいとカードが伝えています。

今、その視野や展望を得るためには自分を解放しなくてはならない。そのためには一度、「これまで」と「これから」をしっかり区切る必要がある。そして「しっかり区切る」ためには、先ほどの大アルカナ「死神」の要素が必要になってくるようなのです。

自分らしくないものを「終わらせる」「手放す」「断捨離する」「断つ」、そこまではわかったとしても、自分らしくない「もの」って何なのでしょうか?

ここの部分はOリングを使っていろいろチェックしてみたのですが・・・

感情? No
生き方? No
状態? No
関係性? No
考え方? ややYes
判断力? Yes

『自分らしくない判断(力)』を捨てる、終わらせる、断つ。ということが今回の死神のメッセージらしいです。

では、自分らしくない判断力って何なのでしょうか?
そして自分らしい判断力とはどういうものなのでしょうか・・・。

それを考える上で鍵になるのが、
2枚目に出た『ワンド3』の前を見る力や意欲が湧く状態になれるかどうかです。

二月。自分が前を向く力を得るために、その力を阻む判断力を注意深く除けてゆきましょう。視界がどんどん明るく広がり、未来の明るさが自分を手招きしてくれているのを感じましょう。

よき一か月となりますように!



【引いたカード】
一枚目:死神(正位置):2月はどういうことを大切にして過ごすとよいか。
二枚目:ワンドの3(逆位置) :それはなぜか。

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